客先訪問型立会い編集について

私共の制作システム/ワークフロー上、他に類を見ない独自のものとして、「客先訪問型立会い編集」があり、大変ご好評を頂戴しております。

「客先訪問型立会い編集」は、高機能なノンリニア・リアルタイム編集システム(*)によるスピーディーな編集プロセスを客先で展開いたします。

可搬式のノンリニア編集機材一式をクライアント様のオフィスまで搬入・設営し、編集過程の必要なパートにお立会い頂き、具体的な映像中間生成物を目視プレビューしていただきつつ制作を進めます。

従来のようにプロダクション側の編集室に来訪立会いいただく場合、クライアントご担当者様は長時間に渡って拘束され、通常業務を行うことはほとんど不可能でした。しかも拘束時間全体のうち本当にその場に居る意味のある割合は実際にはわずかなものであり、大部分は待つためだけに浪費されてしまう密度の低いストレスの多い時間体験でした。

「客先訪問型立会い編集」ワークフローの場合、ご担当者様はご自分のオフィスに在席して通常業務を行いながら、必要な箇所だけに立会い、判断することができますので、最低限の負担で最大限の意図実現が達成できます。

しかもクライアント様先で編集を行いますので、ご担当者様だけではなく、必要に応じて他の何人様であれお立ち会いいただくことができ、ご担当者様だけでは行えない高度な判断や担当範囲外の職域的判断を直ちに反映することができます。

また、最高レベルの外来雑音排除性能と音質品位をあわせ持つ接話式コンデンサーマイク(野外ロックコンサート等においてボーカルが使用する機材です)を使用することにより、防音ブースを必要とせず、会議室等の現場収録にて高品質音声を実現できますので、編集時にナレーターを同席させることにより、判断・決定・修正した本番ナレーション原稿で直ちにアフレコしながら編集を進めることも可能です。

プレビュー映像はオーディオ・ビデオのライン出力としてリアルタイムに取り出すことができますので、テレビ会議システムやSkype会議システムの映像入力として取り込むことにより、言い回しやイントネーションまでを含めて、遠隔・多地点での同時閲覧・評価が可能です。

また、特に重要なシーケンスについては、準リアルタイムの高速レンダリング機能によりその場でフルスペック動画ファイルやストリームビデオデータを作成・生成し、配布・配信・中継等を行い、研究所判断や本社幹部決裁、あるいは財・法務担当や翻・通訳担当等の外部コンサルタントの判断などを仰ぎ、それを即時に編集作業に反映することも可能です。

これらにより、編集工数ならびに制作期間の大幅な削減と作品内容的価値の大幅な向上、そしてコンプライアンス・企業安全保障担保が同時に実現できます。私共の独自開発になるこのシステムこそが、ビジネスビデオクラスのクオリティをメモワールビデオクラスのプライスとリードタイムでご提供することを可能にした大きな原動力なのです

(*)ディレクター1名だけで搬入出ならびに編集操作を行うことができる可搬型のエディットシステムでありながら、(1)音声付ビデオタイムラインを3トラック同時に使い、(2)クロマキー合成とエッジ&シャドー付きの子画面(ピクチャーインピクチャー)合成を併用し、(3)オーディオとビデオのエフェクトフィルタならびにトランシジョン効果(3次元効果は除く)を掛けながら、(4)エッジ&シャドーを付与した任意フォントによるロール字幕を走らせる。以上を、プレレンダリングすることなく、継続時間無制限に、フル解像度・フルフレーム(29.94fps)のNTSCビデオでリアルタイムプレビューすることができます。(そのビデオ出力をダイレクトライン録画すれば簡易版ラッシュテープ/DVDの作成が可能です(コンポジットのみ対応))。